ですこハッスルNO.1
マッチョ・ミュージック〜6人のマッチョ野郎共!!〜


うっす!!ですこハッスルNo.1!!第一回目は"マッチョ・ミュージック"!!
え〜と・・・みんな知ってるけど結構死語入ってる怪しげな言葉、「マッチョ」。
元々「マッチョ」とは、スペイン語で"たくましい"とか"強い"などの意味を持ち、
それが転じて当時のdiscoでは(ホモ的に)"格好いい""男らしい"とのスラングで使われてた訳ですね。
で、これに目を付けたアメリカのコミカル・ゲイ・ディスコグループ(笑)"ヴィレッジピープル"
(っていうよりプロデューサーのジャック・モラーリ)が、そのまんま直球勝負な曲"マッチョ・マン"
を吹き込んだんですが、これが大ヒット!!(全米25位)
当然、二匹目のドジョウを狙えと、ゲイをテーマにした(・・・っていうよりは笑いのネタにしてるとしか思えない)
マッチョ・ミュージックが巷に氾濫し、当時の日本でも"マッチョ"が流行語となり、その結果現在でも我々の
記憶の片隅に残り続けている訳です。マッチョが。(笑)
今回はそんなムキムキ・マッチョ・"ですこ"ミュージックを一挙公開!!
♪I Gatta be a Macho!!!(ア〜ォッ!!!)


Macho Man(マッチョ・マン)/VILLAGE PEOPLE('78)
VILLAGE PEOPLEの出世作。
元々プロデューサーのジャック・モラーリが、ディスコを訪れた際に見た インディアンスタイルで踊る若者からインスピレーションを沸かせ、 「マッチョ・ルックの若者求むっ!!」と七人の侍ばりに集めた 精鋭のアメリカン・ゲイ6人組がこのVILLAGE PEOPLE。
警察官・インディアン・カウボーイ・軍人・バイク乗り・建築技師と 全員がアメリカ的"マッチョ"なコスプレを身に纏い・・・との事だが、 建築技師は・・・マッチョ・・・なのか・・?ゲイの道よく知らないけど。
ちなみに歌詞をテキトーに直訳すると・・・
"♪皆憧れてるぜマッチョマンに!!いっつも欲してるのさそのバディ!♪ 早朝ジョギングだぜ男達!♪丘まで上れば筋肉ムキムキ・・・♪ マッチョ・マッチョマ〜ン♪俺はなったよマッチョマン♪ マッチョ・マッチョマ〜ン♪俺はなったよマッチョに!!♪(ア〜ォッ!)"
・・・と・・・こんな感じ・・・・ア〜ォッ!・・・

Y.M.C.A/VILLAGE PEOPLE('78)
VILLAGE PEOPLEの代表作。(全米2位)
日本では西城秀樹が「ヤングマン」としてカバーして大ヒット。
Y.M.C.AとはYoung Men's Christian Association(キリスト教青年会)の略で、 この曲ではそのY.M.C.Aの宿泊施設をテーマに歌ってます。
でも、青少年たちが共同生活を送るホテルをマッチョ野郎達が歌うってコトで・・・ やっぱり結局はモーホ的な"ですこ"ソングになる訳です。

In The Navy(イン・ザ・ネイヴィー)/VILLAGE PEOPLE('79)
これも大ヒット作。(全米3位)
今回は海軍がテーマです。マッチョ野郎共。(笑)
「みんな(男だらけの)海軍に入って、母国守ろうぜっ!!」ってな内容。
間奏でのセリフ"They want you!!They want you!!・・・"は圧巻。
"They want you!!"言われてもなぁ・・・マッチョ野郎共に・・・(汗
ちなみに日本ではこの曲、ピンクレディーが「ピンクタイフーン」として カバーしてるらしく、日本版では"They want you!!"の部分が "やっちゃいな♪やっちゃいな♪ヤリたくなったらやっちゃいな♪"・・と、 も〜〜元も子もない歌詞になってるとか・・・・・・ヤりたくなったら・・・
や・・やっちゃったら・・・犯罪だろう・・・やっちゃったら。(←何を?

Go West(ゴー・ウェスト)/VILLAGE PEOPLE('78)
VILLAGE PEOPLEネタをもう一つ・・・・
"Go West〜〜♪"
この曲、PetShopBoysが90年代にカバーヒットさせた事でも有名ですね。
しっかしこのジャケ・・・コラ!左下の建築技師!!ドライバー咥えるか!? ワイルドすぎるっつーの!!胸毛モジャモジャ!!関係ないけど!!

ところでVILLAGE PEOPLEの中でも一際目立ってるのが、この建築技師 "デビット・ホードー"と、その右、インディアン"フェリーペ・ローズ" なんですが、この2人・・・20年以上経った今でもVILLAGE PEOPLEの オリジナルメンバーとして活躍中です。し・・・真のマッチョ野郎だ・・・

Macho A Real,Real,One(恋するマッチョ)/CELI BEE & THE BUZZY BUNCH('78)
"恋するマッチョ"って邦題も凄いが、ジャケ上の ”君はもう「マッチョ」を知ってるかい?今一番ホットなディスコの 合言葉、それが「マッチョ」!”・・・との売り文句だけで、当時のマッチョ フィーバーぶりが窺い知れるというもの!!(笑)
まぁ「マッチョ」とは付いてるものの、曲自体はぶっちゃけ女性ボーカルが歌う パッとしない二流"ですこ"ソングだったりしますが、その売り文句だけで許す!

ちなみにジャケ裏、解説松本みつぐ氏の"ママママッ、チョっと、大変よ、 「マッチョ」て、知ってる?知らなきゃ、遅れてるんだって!”っつー おやぢギャグ&オカマ解説も秀逸!!!

Mucho Macho(ムーチョ・マッチョ)/M.A.N('79)
ヤル気の無さプンプンのジャケ。
でもそのジャケにだまされちゃあいけねぇ!!
中身はVILLAGE PEOPLEの「MACHO MAN」を爽やかにした感じの 隠れた名曲"ですこ"!!
爽やかなのは・・・・サビがサンバ風のノリだから・・・なのか・・・? くくぅ・・・自らの音楽の知識と表現力の無さを悔やむ・・・・

裏ジャケには、"今、君のハートを熱く燃えたぎらすサウンド登場。 その名は「ムーチョ・マッチョ」!!(中略)これから、さわやかな秋に 向っての、ヒットが期待されます。"
その通り、さわやかな秋にピッタリのマッチョ・ミュージックっす(笑。

I'm a man-macho music(アイム・ア・マン)/MACHO('78)
最後はコレ。その名もズバリなグループ名「MACHO」!! 副題もご丁寧に"Macho music"!!ちなみにコレだけLPジャケ。
まぁ、でもこの「I'm a man」、元々スペンサー・デービスのカバー曲で (Steve Winwood作品)、「MACHO」のメンバー自体も、後の80年代前半に paradise(恋のハッピーパラダイス)/CHANGE('81)、 On The Beat(オン・ザ・ビート)/THE B.B&Q.BAND(81')などのダンスクラシック 名曲を世に送り出すMauro malavasiとJaques Fred Petrusのコンビが中心 となっている訳で、これで悪い曲など出来るハズが無い!! ・・・なかなかの名曲"ですこ"な仕上りですぞっ!!
・・・と、まぁこれで終わってはちっともネタにならないのですが(笑)、 最大の注目点は裏ジャケにあり!!

マウスを・・・・ジャケ画像に合わせて下さい・・・・ア〜ォッ!・・・


back